谷井 貫禄の優勝!4度目五輪へは「メダルを目標にしたい」

[ 2016年4月18日 05:30 ]

男子50キロ競歩 3時間44分12秒で優勝した谷井孝行

陸上日本選手権50キロ競歩

(4月17日 石川県輪島市)
 昨夏の世界選手権銅メダリスト・谷井が貫禄を見せた。序盤から飛び出して独歩態勢を築くと、自衛隊の後輩・荒井の追い上げも封じ込めた。100回目の日本選手権を制し、「節目の大会で優勝することができて良かった」と笑ったものの、3時間44分12秒のタイムには満足できなかった。レース前は日本新記録となる3時間38分台を目指していたが、この日は強い風が吹く厳しいコンディション。「その中でも(3時間)41、42分を思い描いていた。非常に残念」と振り返った。今後は5月の東日本実業団選手権で5000メートルに出場し、リオへの調整に入る。「メダルを目標にしたい」と4度目の夢舞台へ気持ちを高めていた。

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2016年4月18日のニュース