藍 68マークで77位→26位浮上「良かったと思う」

[ 2016年4月16日 05:30 ]

第2ラウンド、2番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える宮里藍

米女子ゴルフツアー・ロッテ選手権第2日

(4月14日 米ハワイ州カポレイ・コオリナGC=6383ヤード、パー72)
 77位から出た宮里藍(30=サントリー)は5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算1アンダー、143で26位に浮上した。野村敏京(23=フリー)も26位。宮里美香(26=NTTぷらら)は通算2オーバーで101位から63位に上がった。アマチュアの山口すず夏(15=東京・共立女二高)は横峯さくら(30=エプソン)、上原彩子(32=モスフードサービス)とともに予選落ち。ミンジ・リー(19=オーストラリア)が通算10アンダーで単独首位に立った。

 宮里が5バーディーを重ねて予選落ちの気になる位置から巻き返した。68の好スコアに「3オーバーからアンダーパーに戻せたことは大きい。良かったと思う」と声を弾ませた。

 2番で9メートルのパットを決め、3番はショットを1・5メートルにつけて連続バーディー。4番はチップインで伸ばし「あれで流れに乗っていけた」。ピンがしなるほどの強風の中でも「第1ラウンドほどではなかったので組み立ては易しかった。ショットのイメージが出ていた」と言う。14ホールでパーオンし、特に後半は崩れる兆しも感じさせない安定ぶりだった。

 トップとは9打差あるが、上位進出はまだ十分に可能。4シーズンぶりの優勝へ「今日はシンプルにやれて良かった。3日目も伸ばしていくしかない」と語った。

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2016年4月16日のニュース