石川、水谷が準々決勝へ　卓球五輪予選、福原敗れる

　卓球のリオデジャネイロ五輪アジア予選は１３日、香港で開幕して第１ステージが行われ、女子シングルスで世界ランキング４位の石川佳純（全農）は初戦の２回戦で同７２位のリ・ミギョン（北朝鮮）を４―２で下し、準々決勝に進んだ。福原愛（ＡＮＡ）は李皓晴（香港）に３―４で敗れた。１５歳の伊藤美誠（スターツ）は北朝鮮選手に４―３で競り勝った。

　男子シングルスは世界７位の水谷隼（ビーコン・ラボ）が初戦で同７２位の江宏傑（台湾）に４―２で勝ってベスト８入り。吉村真晴（名古屋ダイハツ）は同１位の馬龍（中国）にストレートで敗れた。丹羽孝希（明大）は台湾選手に１―４で屈した。

　今大会は五輪のアジア代表枠男女各１１を争う。第１ステージは５地区に分かれ、日本勢は東アジア地区のトーナメントを戦う。今大会で出場権を逃しても、５月に発表される世界ランクの上位選手は五輪に出場できる。（共同）