リオ五輪のメダル候補・桃田らが国内違法カジノに出入り

[ 2016年4月7日 05:30 ]

バドミントン男子の桃田賢斗

 バドミントン男子シングルスでリオデジャネイロ五輪代表入りを確実とし、有力なメダル候補と期待される桃田賢斗選手(21)と、2012年ロンドン五輪代表の田児賢一選手(26)=ともにNTT東日本=が、違法性が疑われる国内のカジノ店に出入りしていたことが7日、関係者の話で分かった。

 プロ野球の巨人で4選手が野球賭博に関与していたことが発覚したのに続き、五輪を目指すトップ選手の新たな不祥事で、スポーツ界には大きな打撃となりそうだ。

 世界ランキング4位の桃田選手は香川県出身で、福島・富岡高時代の12年世界ジュニア選手権で優勝。NTT東日本に進み、15年の世界選手権で男子シングルスの日本勢では初の銅メダルを獲得した。上位選手が争うスーパーシリーズ・ファイナルも制した。

 桃田選手は現在マレーシアで行われている大会に出場し、6日の1回戦を突破したが、続く2回戦は棄権した。

 08年から全日本総合選手権を6連覇した田児選手は、ロンドン五輪では1次リーグで敗退した。15年10月に、主要国際大会に優先的に派遣される日本代表を辞退した。

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