バスケット殿堂にオニール、アイバーソン、姚明氏ら10人選出

[ 2016年4月5日 17:08 ]

殿堂入りを果たした(左から)オニール、イゾー、アイバーソンの3氏(AP)

 バスケットボールの殿堂入りメンバーが4日に発表され、NBAで活躍したシャキール・オニール(44=元マジックほか)、アレン・アイバーソン(40=元76ersほか)、姚明(ヤオミン)(35=元ロケッツ)の3氏を含む10人が新たに選出された。

 “シャック”の愛称で人気があったオニール氏は92年のNBAドラフトの全体トップでマジックに指名されてNBA入り。2メートル16、143キロのサイズを生かしたパワープレーでゴール下を支配し、レイカーズやヒートなどで計4回のファイナル制覇に貢献した。ファイナルのMVPにも3度選出され、得点王も2回。オールスターゲームには15回出場した。

 96年のNBAドラフトで76ersに全体トップ指名を受けたアイバーソン氏は1メートル83と小柄なガードながら、卓越したテクニックとクイックネスで4度の得点王に輝いたシューティング・ガード。01年シーズンにはMVPに選出された。

 姚氏は中国代表と上海シャークスのセンターとして活躍し、ロケッツが02年のNBAドラフトでトップ指名。2メートル26という巨漢ながらミドルレンジからもジャンプシュートを打てる万能センターとして注目を集めた。

 オールスターゲームには計8回選出。足の故障で実働8シーズンと現役期間は短かったが、05年の球宴ファン投票では史上最多得票を集めるなど絶大な人気を誇った。

 この他、ミシガン州立大のトム・イゾー監督(61)や、NBAブルズと大リーグ・ホワイトソックスのオーナーでもあるジェリー・ラインズドルフ氏(80)らが殿堂に名を連ねることになった。

 なお記念式典は9月9日に、バスケットボールの殿堂がある米マサチューセッツ州スプリングフィールドで行われる。

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