錦織「今日はぼーっとしていた」それでもキリオス圧倒、悲願へあと1勝

[ 2016年4月2日 10:51 ]

試合後、キリオスと健闘を称え合う錦織(AP)
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 テニスのマイアミ・オープン第11日は1日(日本時間2日)、米フロリダ州マイアミで行われ、男子シングルス準決勝で、第6シードで世界ランキング6位の錦織圭(26=日清食品)は第24シードの世界26位・ニック・キリオス(20=オーストラリア)に6―3、7―5で勝利。前日は2時間29分の激闘を制したが、この日は1時間24分で快勝し、「今日はぼーっとしていたけど、その中でもいい試合ができた」と苦笑いで試合を振り返った。

 第1セットは第3、第9ゲームをブレークするなど、わずか29分で強烈なサーブが持ち味のキリオスを料理。第2セットは一転互角の展開となったが、「いつか(ブレークの)チャンスがくると思っていた」と第12ゲームの好機をつかんで2度目のマッチポイントでブレークに成功。「6―5のゲームでしっかり取れて良かった」とストレートで勝負を決め、笑顔を見せた。

 4大大会に次ぐ格付けのマスターズ大会初制覇へあと1勝。決勝では第1シードの世界1位ノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)に挑戦することになるが、3日(同4日)の決戦へ向けて「しっかり休んで体力を回復する」と意欲をのぞかせた。

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