内村、史上初9連覇だ!「五輪リハーサル」調整法確立を最優先に

[ 2016年4月1日 05:30 ]

体操の全日本選手権を前に記者会見する内村

 体操の全日本個人総合選手権は、1日に東京・国立代々木競技場で開幕する。すでにリオデジャネイロ五輪代表が内定している内村航平(27=コナミ)は、史上初の9連覇が懸かる今大会を「五輪リハーサル」と位置付けて臨む。

 これは自身のミスで男子団体で銀に終わった12年ロンドン五輪の反省からくるもので「全然ピークが合ってなかった。五輪で合わせるのはいつも以上に難しいことだと分かった」。

 12年は正月明けから休みなく練習をこなし、疲労から本番で調子をピークに持って行けなかったと分析。予選を回避し決勝(3日)の一発勝負となる今大会は、決勝を絶好調で迎えられる調整法を確立することを最優先させる。

 演技構成は昨年10月の世界選手権(グラスゴー)から大きな変更点はなく、「調子さえ合えば、おのずといい演技もできる」と自信を持ってV9を達成する。

続きを表示

2016年4月1日のニュース