スパーズが開幕からホーム38連勝!ブルズの記録抜いた

[ 2016年3月31日 16:02 ]

反則の判定に反応するスパーズのジノビリ(左)(AP)

 NBAは30日に各地で9試合を行い、スパーズは地元サンアントニオでペリカンズを100―92(前半46―39)で下して63勝12敗。今季は38戦全勝(昨季から通算47連勝)となり、95年シーズンにブルズが樹立した開幕からのホーム連勝記録(37)を更新した。ただしウォリアーズも今季36戦全勝。両者は互いのホームで各1試合の直接対決を残している。

 試合ではベンチから出たマヌー・ジノビリ(38)が24分で20得点をマーク。足の故障から4試合ぶりに復帰したカワイ・レナード(24)は16得点を記録した。

 故障者続出で主力がほとんど欠場しているペリカンズは27勝47敗。ロードでは今季8勝29敗となった。

 リーグ全体首位のウォリアーズは敵地ソルトレイクシティーで延長の末にジャズを103―96(前半42―40、延長14―7)で振り切って6連勝。ステファン・カリー(28)が31得点を稼ぎ、クレイ・トンプソン(26)は第4Q残り15秒に同点の3点シュートを決めて相手を延長に引きずり込んだ。

 これで今季は68勝7敗。同じくブルズが95年シーズンに達成した年間最高成績(72勝10敗)の75試合終了時点(66勝9敗)より、勝利数は2つ上回っている。

 なおドレイモンド・グリーン(26)の今季リバウンド、アシスト、ブロックショットの総数はそれぞれ714、550、101となり、ブロックショットが公式記録に取り入れられるようになった73年シーズン以降、初めてこの3部門で「500+500+100」を同一シーズンですべてクリアした選手となった。

 ジャズは37勝38敗となり、西地区全体でロケッツ、マブスと同率ながら9位。チーム全体でフリースローを29本中16本も外しており、これが致命傷となった。

 東地区全体2位のラプターズは地元トロントでホークスを105―97(前半54―41)で退けて50勝24敗。昨季にマークしていたチームのシーズン最多勝利記録(49勝)を8試合残した段階で更新した。

 同3位のホークスの連勝は4で止まって45勝31敗。東地区3~6位は混戦で、ホークスを1ゲーム差で4位セルティクス、5位ヒート、6位ホーネッツ(いずれも43勝31敗)が追走している。

 <その他の結果>

ナゲッツ(32勝44敗)109―105グリズリーズ(41勝34敗)、バックス(31勝44敗)105―94サンズ(20勝55敗)、クリッパーズ(47勝27敗)99―79ティンバーウルブス(25勝50敗)、マーベリクス(37勝38敗)91―89ニックス(30勝46敗)、レイカーズ(16勝59敗)102―100(延長)ヒート(43勝31敗)、キングス(30勝45敗)120―111ウィザーズ(36勝39敗)

 

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2016年3月31日のニュース