カーリング女子 金メダル逃す…スイスに惜敗 初メダルは銀

[ 2016年3月28日 08:45 ]

決勝に臨んだスキップ藤沢五月(AP)

カーリング女子世界選手権

(3月27日 カナダ・スウィフトカレント)
 日本代表のLS北見は27日、決勝で2連覇中のスイスと対戦。6―9で敗れ、初の金メダルを逃した。

 日本は第6エンドで2点を取り、3―2と逆転。この日初のリードを奪った。第7エンドで3点を失い、3―5とされたが、第8エンドで3点を奪い、6―5と再逆転に成功。しかし、第9エンドで2点を取られ、6―7と再びリードを奪われた。

 1点を追う最終第10エンド。決まれば延長だったスキップ・藤沢五月(24)のショットは無情にもハウス(円)を通過し、惜敗。藤沢はメンバーと抱き合い、悔し涙を流した。

 26日の準決勝はロシアに7―5で勝ち、銀メダル以上が確定。五輪、世界選手権のメダル獲得は男女を通じて初。

 総当たりの1次リーグで日本はスイスと並ぶ9勝2敗で通過。25日のプレーオフ初戦でスイスに敗れたが、再挑戦の権利を得たが、リベンジはならなかった。日本は1次リーグでも屈し、スイス戦は今大会3戦3敗。

 2010年に自身を中心としたLS北見を結成し、昨秋に出産した本橋麻里(29)は控え。スキップの藤沢、吉田知那美(24)夕梨花(22)の姉妹と鈴木夕湖(24)の4人で初の決勝へ駒を進めた。

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