連日の69 敏京7位浮上「運が良ければプレーオフある」

[ 2016年3月28日 05:30 ]

第3ラウンド、16番でバーディーパットを決め、ギャラリーの歓声に応える野村敏京

 9位から出た野村敏京(23=フリー)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダー、208で首位と6打差の7位に浮上した。同じく9位から出た宮里藍(30=サントリー)は5バーディー、4ボギーの71で、通算6アンダーの15位に下がった。75の横峯さくら(30=エプソン)は通算2オーバーの65位。67をマークした世界ランキング1位のリディア・コ(18=ニュージーランド)が通算14アンダーで首位に立った。

 野村は4、7番でいずれも第2打を2メートルにつけてバーディーを奪うなどショットがさえた。2月に米ツアー初優勝を飾ったが、その後は成績が下降線。前週の途中でバックスイングが遠回りしていることに気づき、修正を加えた。1週間たって「真っすぐ飛ぶようになった」と自信も取り戻した。1日3アンダーを目標にしているが、第3日を終えての8アンダーは1打足りない。「最終日は4アンダーを出す。運が良ければプレーオフもある」と2勝目の望みも捨てていなかった。

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2016年3月28日のニュース