キム・ハヌル　逃げ切って通算２勝目　アクサ・レディース最終日

アクサ・レディースで通算２勝目を挙げ、カップを手に笑顔のキム・ハヌル

　アクサ・レディース最終日は２７日、宮崎県ＵＭＫＣＣ（６４８２ヤード、パー７２）で行われ、初日から首位のキム・ハヌル（韓国）が６９で回り、通算９アンダー、２０７で昨年９月のマンシングウェア東海クラシック以来となる通算２勝目を挙げ、賞金１４４０万円を獲得した。

　５打差の２位に申ジエ（韓国）、通算２アンダーの３位に昨年覇者の笠りつ子や吉田弓美子、堀琴音ら８人が入った。アマチュアの勝みなみ（鹿児島高）は１アンダーの１１位だった。

　▼キム・ハヌルの話　初優勝のときよりうれしい。２勝目の方が大変だった。（前週勝てず）もう一生優勝できないんじゃないかと思うこともあったが、できると信じてプレーした。

　▼申ジエ（２位）「最後までベストを尽くしたが、キム・ハヌル選手がとてもいいゴルフをした」

　▼笠りつ子（昨年覇者で３位）「風というより自分のミスで（スコアが）落ちていってしまった。思っていたショットと出球が違っていた」

　▼勝みなみ（７１で回り、アマチュアで１１位）「もうちょっといけるかなと思った。６０台は出したかった」

　▼堀琴音（スコアを落としながらも３位）「ショットが良くなかった。チャンスがなくて、耐えてばかりだった。悔しい」