白鵬、4場所ぶり36度目優勝!“準V”稀勢は来場所の綱獲りに望み

[ 2016年3月27日 17:34 ]

<春場所千秋楽>優勝インタビューで目頭を押さえる白鵬

 大相撲春場所千秋楽は27日、エディオンアリーナ大阪で行われ、横綱白鵬が自身の最多優勝記録を更新する4場所ぶり36度目の優勝を飾った。結びの一番で横綱日馬富士を突き落としで下し14勝1敗として、賜杯をものにした。

 結びの2番前で大関稀勢の里が大関豪栄道を寄り切りで破り2敗をキープ。白鵬が負ければ13勝2敗となり稀勢の里との優勝決定戦になったが、本割で勝ち切り決定戦に持ち込ませなかった。

 白鵬は初日に小結の宝富士に黒星を喫し苦しい滑り出しとなったが、2日目以降は順調に白星を重ねた。11日目に全勝だった大関稀勢の里を撃破して1敗で並ぶと、12日目には大関豪栄道との1敗対決を制して優勝争いの単独トップに立っていた。

 綱獲りに挑んだ琴奨菊は横綱鶴竜に下手投げで敗れ8勝7敗。稀勢の里は13勝2敗とし、来場所の綱獲りへ可能性を残した。

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