太田 4大会連続五輪確実に 団体戦の無念胸に初金目指す

[ 2016年3月15日 05:30 ]

太田雄貴

 フェンシング男子フルーレの太田雄貴(30=森永製菓)の4大会連続五輪出場が確実になった。日本フェンシング協会が14日、発表した。

 男子フルーレは最後の世界ランキング対象大会となるグランプリ大会が13日にハバナで終了。団体で出場権を獲得したチームの選手を除いてアジア・オセアニア地域で上位2位以内に入ることが決まり、条件を満たした。

 太田は昨夏の世界選手権で個人、団体の全種目を通じて日本勢初の金メダルを獲得し、リオ五輪へと弾みをつけた。ただし、出場を熱望していた団体は2月のW杯で可能性が消滅。自らのブログには「現実をちゃんと受け止められずにいる自分がいる」と心境をつづっていた。

 08年北京五輪は個人、12年ロンドン五輪では団体で銀メダル。リオでは個人での金メダル獲得に全力を注ぐ。

続きを表示

この記事のフォト

2016年3月15日のニュース