琴奨菊、先代師匠“勇姿”に綱獲り誓う 菊水丸がサプライズ贈呈

[ 2016年3月9日 05:30 ]

トークショーで河内家菊水丸(左)から先代親方・琴桜が表紙の専門誌をプレゼントされる琴奨菊

 スポニチプラザ恒例の「大相撲春場所まつり」が大阪市北区の毎日放送1階「ちゃやまちプラザ」で行われ、初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を飾った大関・琴奨菊(32=佐渡ケ嶽部屋)がトークショーを行った。

 綱獲りの懸かる春場所(13日初日 エディオンアリーナ)へ向け、司会のタレント河内家菊水丸からサプライズ。73年春場所を新横綱として臨んだ先代師匠の琴桜(故人)を特集した43年前の専門誌「相撲」を贈られた。

 32歳で横綱に昇進した先代師匠の表紙を見つめた琴奨菊は「先代は苦しい時代を乗り越えて夢をつかんだ。今の自分の状況とかぶる」と感慨深げ。「もっと恩返しがしたい」とあらためて綱獲りを誓った。

 8日の朝は大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋で前日に続いて稀勢の里と三番稽古。5勝9敗だったが「後半体力負けしたけれど凄くいい。やるべきことを全てやっている」と自信たっぷりに語った。

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2016年3月9日のニュース