五輪決めたシンクロ代表が帰国 井村HC「ほっとしている」

[ 2016年3月8日 18:25 ]

リオ五輪出場を決め、帰国したシンクロナイズドスイミング日本代表の井村雅代ヘッドコーチ(手前)と選手ら=8日午後、成田空港

 シンクロナイズドスイミングのリオデジャネイロ五輪世界最終予選(リオデジャネイロ)でチームの6大会連続五輪出場を決めた日本代表が8日、成田空港へ帰国し、井村雅代ヘッドコーチ(HC)は「五輪の出場権を獲得できたことはほっとしている」と安堵の笑みを見せた。

 ただ、ライバルのウクライナに小差で敗れて2位にとどまったのは反省材料。井村HCはジャッジの採点に不満をあらわにしつつ「気を引き締めるためにいい薬。勝負の決着はリオ本番でつける」と前向きに話した。

 主将の乾友紀子(井村シンクロク)は「僅差で負けたのは自分たちの隙。自分自身に厳しくなって8月に向かいたい」と話し、三井梨紗子(東京シンクロク)は「高さやスピードなどを上げたい」と課題を口にした。

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2016年3月8日のニュース