日本女子1位通過も独に惜敗…2敗の愛は涙「私の責任」

[ 2016年3月3日 05:30 ]

ドイツに敗れ、引き揚げる(左から)石川、若宮、福原

卓球世界選手権団体戦

(3月2日 マレーシア・クアラルンプール マラワティ体育館)
 卓球の世界選手権団体戦第4日は2日、クアラルンプールで1次リーグ最終戦が行われ、B組の日本女子はドイツに2―3で敗れ、4勝1敗でドイツ、北朝鮮と並んだが、当該対戦の内容で上回り、1位で通過した。

 日本女子主将の福原が大ブレーキになった。1人で2敗を喫し「2点を落とした。きょうは私の責任です」とうつむいたままだった。

 福原が2番手で負けたドイツのエース・ソルヤには石川も4番手で敗れ「攻めきれなかったのが敗因」と肩を落とした。4勝1敗でドイツ、北朝鮮と並んだものの、当該対戦成績でB組1位通過をした。とはいえ、相手は実力者の2人が今大会に出ていない。リオに向けて課題を残した1敗になった。

 決勝トーナメントは1回戦はシードで、決勝まで中国と当たらない組み合わせになった。しかし、準々決勝では韓国―ドイツの勝者と対戦するだけに、厳しい黒星となった。

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