スコット 不振脱出!通常パターで10年以来のVに笑顔

[ 2016年3月1日 05:30 ]

通算12勝目を挙げたアダム・スコット(AP)

 米男子ゴルフのホンダ・クラシックは28日、フロリダ州パームビーチガーデンズのPGAナショナル(パー70)で最終ラウンドが行われ、首位から出たアダム・スコット(オーストラリア)が70でまとめ、通算9アンダーの271で2季ぶり通算12勝目を挙げた。3日目までスコットと並んでいたセルヒオ・ガルシア(スペイン)が1打差の2位。さらに3打差の3位はブレーン・バーバーとジャスティン・トーマス(ともに米国)だった。

 スコットがガルシアとの競り合いを制した。今年1月からクラブの一部を体に固定するアンカリングが禁止された。長尺パターを使い、この打法で13年マスターズを制したスコットは新ルールに対応するため通常サイズのパターに戻したものの不振に陥り昨季は勝利なし。通常サイズのパターを使って優勝したのは10年に欧州ツアーで勝って以来。「これでパターのことが大きく取り上げられることはないだろう」と笑った。

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2016年3月1日のニュース