女王・沙羅、さらなる進化へ!助走姿勢の改善取り組む

[ 2016年3月1日 05:30 ]

新千歳空港のロビーに到着した高梨

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(19=クラレ)がさらなる進化を求める。5、6日にルーマニアで予定されていたW杯2試合が雪不足で中止となり、予定を早めて29日に成田空港に帰国した。検討されていた代替地での開催もなく、今季W杯は17戦14勝で全日程終了となった。総合優勝者に与えられるクリスタルトロフィーの授与式は、男子W杯の会場で行われることになり、日程が決まれば再渡欧する。

 圧倒的な強さで2年ぶり3度目の総合優勝を果たした今季を「とてもいい内容の試合が多かった」と評価しつつ、「いろいろアイデアが出てきてしまう」と今後はW杯転戦中にできなかった助走姿勢の変更などに貪欲に取り組む考えも示した。4日と6日に札幌で行われる次戦の宮様大会からさっそく試行錯誤が始まりそうだ。

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2016年3月1日のニュース