日本女子、難敵・北朝鮮を一蹴し開幕3連勝!世界卓球団体戦

[ 2016年2月29日 19:19 ]

<卓球世界選手権団体戦>北朝鮮戦で勝利に貢献した石川佳純(AP)

 卓球の世界選手権団体戦第2日は29日、マレーシア・クアラルンプールのマラワティ体育館で行われた。1次リーグB組で初日に連勝発進した世界チームランキング2位の日本女子は、第3戦で同ランキング11位の北朝鮮と対戦。3―0で撃破し開幕3連勝を飾った。

 強豪のドイツ、北朝鮮と同組となった日本女子にとって、1次リーグ最初のヤマ場となったこの日の北朝鮮戦。1番手で登場した石川佳純(23=全農)はリ・ミョンスンを相手に立ち上がりの第1ゲームを6―11で落としたが、続く第2ゲームを11―5で取り返すと、そこから2ゲーム連取で勝利を奪った。

 これで勢いづくと、2番手・福原愛(27=ANA)はリ・ミギョンを3―0で一蹴。続く伊藤美誠(15=スターツ)もキム・ソンイを3―1で下した。

 大会は男女とも6チームずつ4組に分かれて1次リーグが行われ、上位3チームが決勝トーナメントに進む。とはいえ、1位通過以外では圧倒的な優勝候補の中国と早く対戦する可能性があり、この大会の勝敗がリオデジャネイロ五輪の組み合わせにも影響することから、この日の勝利は日本女子にとって大きな1勝となった。

続きを表示

この記事のフォト

2016年2月29日のニュース