スコットが2季ぶりの優勝!パターに苦しみながらもガルシア振り切る

[ 2016年2月29日 09:55 ]

優勝トロフィーを手にして笑顔を見せるアダム・スコット (AP)

 米男子ゴルフのホンダ・クラシックは28日、フロリダ州パームビーチガーデンズのPGAナショナル(パー70)で最終ラウンドが行われ、首位でスタートしたアダム・スコット(35=豪州)が70でまとめ、通算9アンダーの271で2014年のクラウンプラザ招待以来、2季ぶりの通算12勝目を挙げた。

 3日目までスコットと並んでいたセルヒオ・ガルシア(36=スペイン)は1打差の2位。さらに3打差の3位はブレーン・バーバー(26=米国)とジャスティン・トーマス(22=米国)だった。松山英樹(24)は股関節痛で第2ラウンドのスタート前に棄権。岩田寛(35)は予選落ちしている。

 ゴルフ競技では16年1月からパッティングの際に体の一部にクラブを固定させてストロークを行う「アンカリング」が禁止。長尺パター愛用者のスコットにとって、痛いルール改正となった。それでも、先週のノーザントラスト・オープンでは2位タイ。そして、今週の優勝とグリーン上での“ハンデ”はショットでカバーした。通常の長さのパターでは2010年のシンガポール・オープン以来となる勝利。「良いパットはあったけれど、決まらなかった。何とか勝つことができたのはラッキーだったね」と白い歯を見せていた。

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