ウォリアーズ5連勝、早くもPO進出決定 カリー3Pでまた記録

[ 2016年2月28日 17:16 ]

延長残り0・6秒、決勝の3点シュートを決めたウォリアーズのカリー(AP)

 NBAは27日に各地で8試合を行い、ウォリアーズは敵地オクラホマシティーで延長の末にサンダーを121―118(前半46―57、延長18―15)で下して5連勝。今季成績を53勝5敗として、24試合を残した段階でプレーオフ進出を決めた。

 46得点を挙げたステファン・カリー(27)は延長残り0・6秒での劇的な一発を含め、リーグ記録に並ぶ12本の3点シュート(試投16本)を成功。今季の成功数は288本となり、昨季に自身が樹立したNBAのシーズン最多記録(286本)を早々と更新した。

 サンダーは球宴後1勝4敗となって41勝18敗。この日はケビン・デュラント(27)が37得点12リバウンド、ラッセル・ウエストブルック(27)が26得点13アシストをマークし、第4Q序盤で11点をリードしていただけに手痛い黒星となった。

 第4Qの残り2秒にはデュラントが痛恨のパスミス。残り0・7秒、反則をもらったウォリアーズのアンドレ・イグダーラ(32)に2本のフリースローが与えられ、今季の成功率が61・3%とあまりいい成績を残していなかったイグダーラがこれを2本とも決めて試合は延長に突入した。そして延長の最後の場面では、カリーがハーフラインから3メートルほど越えたあたりから距離9・8メートルの3点シュートを成功。サンダーのウエストブルックが防御態勢に入る前に得意のクイック・リリースで“超長距離砲”を決めた。

 スパーズも敵地ヒューストンでロケッツを104―94(前半51―31)で退けて5連勝。59試合目での50勝到達は史上7番目のスピード記録となった。ティム・ダンカン(39)はブロックショット1本を記録。通算では史上5人目の3000ブロックショットを達成した。

 ロケッツは29勝30敗。ジェームズ・ハーデン(26)が27得点をマークしたものの、ここ7戦で5敗目を喫した。

 サンズは地元フェニックスでグリズリーズを111―106(前半54―46)で退けて15勝44敗。連敗を13で阻止し、アール・ワトソン監督代行(36)は、指揮と執ってから10戦目で初勝利を挙げた。

 マーク・ガソル(31)が足の故障で今季絶望となっているグリズリーズは34勝24敗。マイク・コンリー(28)とザック・ランドルフ(34)がともに19得点を挙げたものの足元をすくわれた。

 <その他の結果>セルティクス(35勝25敗)101―89ヒート(32勝26敗)、ティンバーウルブス(19勝40敗)112―110ペリカンズ(23勝35敗)、トレイルブレイザーズ(31勝28敗)103―95ブルズ(30勝28敗)、ピストンズ(30勝29敗)102―91バックス(24勝35敗)、ネッツ(17勝42敗)98―96ジャズ(28勝30敗)

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