錦織まさかの2回戦敗退 ミスにいら立ち、ラケット投げる場面も

[ 2016年2月25日 12:22 ]

男子シングルス2回戦 リターンする錦織圭

 テニスのメキシコ・オープンは24日(日本時間25日)、メキシコのアカプルコで男子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング6位で第2シードの錦織圭(26=日清食品)が同43位のサム・クエリー(28=米国)と対戦。4―6、3―6で敗れ2回戦で姿を消した。

 錦織は4連覇を果たした直前のメンフィスオープンでもクエリーと対戦。逆転勝利を収めたが、強力なサーブに苦しみ第1セットを奪われるなど序盤は主導権を握られた。

 この日も第1セットはクエリーのペース。198センチの長身から放たれるサーブに錦織は苦しんだ。第2ゲームでいきなりのブレークを許すと、第3ゲームはラブゲームでキープされ3ゲームを連取される展開。第9ゲームでブレークバックに成功するなど盛り返したが、続く第10ゲームで痛恨のブレークを許しこのセットを落とした。

 第2セットに入ってもクエリーのショットが好調。第4ゲームで錦織からこの日3度目のブレークを奪った。錦織はそれとは対照的にサーブが決まらず、連続ダブルフォールトでポイントを与えてしまう。いらだってラケットを投げるシーンも見られた。

 その後もクエリーのショットをリターンできずポイントを奪われた錦織。結局、第2セットは一度もブレークできず3―6で落とし、2セット連取され敗れた。
 
 初戦をわずか59分で制し出場2大会連続優勝が期待されたが、2回戦で姿を消すこととなった。

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