女子団体追い抜き日本連パ~2位 高木美「やっぱり悔しい」

[ 2016年2月15日 05:30 ]

女子団体追い抜きで2位となり、表彰台で笑顔の(左から)高木美、高木菜、押切。右は優勝したオランダ

スピードスケート 世界距離別選手権第3日

(ロシア・コロムナ)
 13日に行われ、女子団体追い抜きで高木美帆(日体大)高木菜那(日本電産サンキョー)押切美沙紀(富士急)が組んだ日本は2分58秒31で2位となった。オランダが2分58秒12で日本の2連覇を阻んだ。女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が2レース合計1分15秒98で6位。男子1000メートルは近藤太郎(専大)は18位だった。また14日の女子1500メートルで高木美帆(日体大)は1分56秒83で8位。男子500メートルは長谷川翼(日大)が11位だった。

 オランダに連覇を阻まれ、女子団体追い抜きの日本は顔を覆って残念がった。昨年より3秒以上速く、低地リンクではベストの2分58秒台と目標を達成したが、0秒19差で2位。エース格で21歳の高木美は「やっぱり悔しい」と苦笑しながら「着実に進歩はできている」と手応えも感じ取った。今季W杯では3戦2勝。誰が出ても勝負できる強みがある。湯田淳強化部長は「メダルは銀でも去年の金を上回る内容だった」と高く評価した。

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2016年2月15日のニュース