沙羅4位 今季初めて表彰台逃す 総合Vは持ち越し

[ 2016年2月14日 23:29 ]

1回目、トップに立った高梨沙羅(大会組織委提供)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は14日、スロベニアのリュブノで個人第14戦(HS95メートル、K点85メートル)が行われ、前日の第13戦で連勝が止まった高梨沙羅(19=クラレ)が93メートル、92・5メートルを飛び4位。今季初めて表彰台を逃した。

 高梨は1本目93メートルを飛び131・1点で1位に立ち、2本目も92・5メートルを飛んだが、ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)に逆転を許した。

 イラシュコはは91メートル、95メートルを飛び264点で優勝。2季ぶりの個人総合優勝を目指す高梨のポイントはこの日で1310、2位のイラシュコは929で、19日の第15戦終了で400点以上の差がつけば高梨の2季ぶりの個人総合優勝が決まる。

 その他の日本勢は勢藤優花(18=北海道メディカルスポーツ専門学校)が15位。岩渕香里(松本大)は32位、伊藤有希(21=土屋ホーム)は失格で上位30人による2回目に進めなかった。

 ▼高梨沙羅の話 最後の最後まで、台の特徴をつかめなかった。2回目は助走からうまくいかなかった。内容を反省して(第15戦の)ラハティに臨みたい。

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