10年ぶり国内W杯も日本勢惨敗にため息…新が最高44位

[ 2016年2月14日 05:30 ]

 国内で10年ぶりとなったアルペンスキーのW杯湯沢苗場大会は13日、新潟県苗場スキー場で男子大回転第6戦が行われ、6人が出場した日本勢は1回目で新賢範(しん・まさのり=東洋大)の44位が最高で、いずれも上位30人による2回目に進めなかった。成田秀将(東海大)は49位、石井智也(サンミリオンク)は途中棄権した。アレクシス・パンテュロー(フランス)が合計2分34秒23で今季2勝目、通算11勝目を挙げた。

 日本勢は惨敗し、5000人余りの観衆のため息を誘った。期待の成田は、1回目で首位から5秒00も遅れ「大観衆で気合が入りすぎた。コース取りでミスが出た」と肩を落とした。石井は中盤でバランスを崩し途中棄権に終わった。今季は全日本スキー連盟の強化指定から漏れ、個人的にイタリア人コーチの指導を受けながら挑戦を続ける。「欧州の雪と違う。スキーの調整に失敗した」と日本の軟雪にてこずった様子だった。

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2016年2月14日のニュース