レブロン・ジェームズ、通算40回目のトリプルダブル達成

[ 2016年2月9日 15:52 ]

通算40回目のトリプルダブルを達成したレブロン・ジェームズ(左=AP)

 NBAは8日に各地で10試合が行われ、キャバリアーズはクリーブランドでキングスを120―100(前半61―45)で下して37勝14敗。レブロン・ジェームズ(31)が21得点10リバウンド10アシストで今季初、通算では40回目のトリプルダブル(現役最多)を達成した。カイリー・アービング(23)も今季自己最多に並ぶ32得点と12アシストを稼いで勝利に貢献。左脚を痛めて1試合休んだケビン・ラブ(27)は28分出場して11得点だった。

 キングスは4連敗で21勝31敗。米スポーツ専門局のESPNは、近日中にジョージ・カール監督(64)は解任されると報じている。

 クリッパーズは敵地フィラデルフィアで76ersを延長の末に98―92(前半49―59、延長10―4)で競り勝って35勝17敗。第2Q残り3分53秒で19点を追う展開となったが、23得点のJ・J・レディック(31)が第4Q残り10・5秒に3点シュートを決めて同点。延長で引き離して勝利を収めた。クリス・ポール(30)は19得点7アシスト、ディアンドレ・ジョーダン(27)は12得点21リバウンドをマーク。チームはここ23戦で19勝目を挙げた。

 リーグ全体最下位の76ersは今季初の連勝を逃して8勝44敗。2季目のフォワード、ジェラミー・グラント(21)が17得点11リバウンドを稼いだが、延長ではベテランが主力のクリッパーズの前に抑え込まれた。

 レイカーズは敵地インディアナポリスでペイサーズに87―89(前半38―46)で敗れて11勝43敗。インディアナポリスでは最後の試合となったコービー・ブライアント(37)はフィールドゴールを25本中19本外したがそれでもチーム最多の19得点をマークした。第4Qの終盤では3点シュートを3本連続で成功させて一時は4点をリード。しかし最後は競り負けて白星を手にすることはできなかった。

 ペイサーズは28勝24敗。21得点を稼いだポール・ジョージ(25)が残り1分11秒からチームの全得点(7)を1人でマークし、ブライアントをヒーローの座から引きずり降ろした。

 東地区全体2位でアトランティック首位のラプターズは、敵地デトロイトでピストンズに103―89(前半49―43)で勝って3連勝で35勝16敗。球宴に出場するカイル・ラウリー(29)が25得点7アシストを稼ぎ、ここ15戦で14勝目を挙げた。

 ピストンズは連敗を喫して27勝26敗。12得点13リバウンドのアンドレ・ドラモンド(22)は第3Q終了直前、自陣フリースローライン手前から22メートルの“超ロング弾”を決めたが、苦手のフリースローは8本中5本を失敗した。

 <その他の結果>

ホーネッツ(26勝26敗)108―91ブルズ(27勝24敗)、ネッツ(14勝39敗)105―104ナゲッツ(21勝32敗)、マジック(23勝28敗)117―110(延長)ホークス(30勝24敗)、ペリカンズ(19勝32敗)116―102ティンバーウルブス(16勝37敗)、トレイルブレイザーズ(26勝27敗)112―106(延長)グリズリーズ(30勝22敗)、サンダー(39勝14敗)122―106サンズ(14勝39敗)

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