白鵬が4度目V 賞金は親孝行&付き人らに“大盤振る舞い”

[ 2016年2月8日 05:30 ]

準々決勝で琴奨菊(手前)を上手出し投げで破った白鵬

 第40回大相撲トーナメントが両国国技館で行われ、横綱・白鵬が4年ぶりに優勝した。3回戦で御嶽海を大技の呼び戻しで下すと、準々決勝では琴奨菊に上手出し投げで勝利。決勝は日馬富士を盤石の寄りで退け、千代の富士、曙、朝青龍に並んで最多となる4度目の栄冠に輝いた。

 トロフィーを受け取って支度部屋に戻った白鵬は「ここ4、5日体調が良かったし、40回目の節目で思いが強かった」と充実の表情だ。優勝賞金250万円の使い道は「11日から両親の金婚式でハワイに行く。ちょうど良かった」と親孝行に充てることを明かした上で、その場で賞金の封筒を開封して付け人7人に3万円ずつ、床山に5万円を手渡すなど“大盤振る舞い”。4場所ぶり36度目Vを狙う春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)に向け「荒れる大阪と言いますから荒れない大阪にしたい」と意気込んでいた。

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