ウォリアーズ 競り勝ち9連勝、ここまで50戦46勝は史上最高タイ

[ 2016年2月7日 17:02 ]

26得点を挙げて勝利に貢献したウォリアーズのカリー(AP)

 NBAは6日に各地で10試合を行い、ウォリアーズは地元オークランドで5連勝中のサンダーと対戦。前半で73―59としながら第4Q残り3分35秒に104―104と追いつかれたが、ここから引き離して116―108で逃げ切った。9連勝となったウォリアーズはホームでは今季23戦全勝で通算41連勝。ステファン・カリー(27)は26得点10アシスト、クレイ・トンプソン(25)は18得点をマークしたものの、3点シュートの成功はともに1本のみ。これが苦戦の一因にもなった。

 なおウォリアーズの50戦46勝は66年シーズンの76ersに並ぶリーグ史上最高成績。マイケル・ジョーダンを擁したブルズが95年から96年シーズンにかけて樹立したホームでの通算連勝記録(44)にもあと「3」と迫った。

 サンダーは38勝14敗。ケビン・デュラント(27)が40得点14リバウンド、ラッセル・ウエストブルック(27)が27得点12アシストを稼いでウォリアーズを追い詰めたが、同点となったあとはシュートの精度を欠いた。

 スパーズも地元サンアントニオで西地区全体最下位のレイカーズに苦しみながらも106―102(前半54―51)で勝利を収め、ホームでは今季28戦全勝、昨季から通算37連勝をマークした。

 ティム・ダンカン(39)とマヌー・ジノビリ(38)のベテラン2人を欠く布陣だが、ラマーカス・オルドリッジ(30)が26得点、カワイ・レナード(24)20得点を稼ぐなど球宴出場コンビの活躍で接戦をものにした。

 レイカーズは今季2度目の3連勝を逃して11勝42敗。第3Q終了時点で2点をリードしたが、第4Qは21―27とペースをつかめなかった。

 コービー・ブライアント(37)のフィールドゴール成功数は28本中9本にとどまったが、それでもチーム最多の25得点をマーク。数々の激闘を演じてきた敵地サンアントニオでの試合がこれが現役最後で、試合が終わるとスパーズのグレグ・ポポビッチ監督(67)と抱き合って別れを告げた。

 キャバリアーズは地元クリーブランドでペリカンズに99―84(前半54―43)で勝って36勝14敗。ケビン・ラブ(27)は左脚の故障で欠場したが、カイリー・アービング(23)が29得点、レブロン・ジェームズ(31)が27得点をたたき出して3連敗は阻止した。

 ペリカンズは18勝32敗。クリーブランド州立大出身のガード、ノリス・コール(27)が自己最多の26得点をマークしたがチームは4連敗を喫した。

 ジャズは敵地フェニックスでサンズを98―89(前半53―35)で退けて6連勝で25勝25敗。12月9日以来、久々に勝率5割に復帰した。

 不振のサンズは7連敗で14勝38敗。ジェフ・ホーナセク監督(52)を1日に解任したあとも低落傾向に歯止めがかからず、ここ24戦では22敗目となった。

 <その他の結果>トレイルブレイザーズ(25勝27敗)96―79ロケッツ(27勝26敗)、ホーネッツ(25勝26敗)108―104ウィザーズ(22勝27敗)、ペイサーズ(27勝24敗)112―104ピストンズ(27勝25敗)、76ers(8勝43敗)103―98ネッツ(13勝39敗)、ティンバーウルブス(16勝36敗)112―105ブルズ(27勝23敗)、マーベリクス(29勝25敗)114―110(延長)グリズリーズ(30勝21敗)

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