「今年で最後」金藤 女子200メートル平泳ぎで日本新V

[ 2016年2月7日 05:30 ]

女子200メートル平泳ぎを日本新で制した金藤理絵

 競泳の3カ国対抗最終日は6日、オーストラリア・パースで行われ、日本、オーストラリア、中国が参加するスーパーシリーズで、金藤理絵(Jaked)が女子200メートル平泳ぎを2分20秒04の日本新記録で制した。従来の記録は12年ロンドン五輪での鈴木聡美(ミキハウス)と、高速水着時代の09年に金藤が出した2分20秒72。08年北京五輪7位でロンドン五輪代表を逃した27歳の金藤は、リオデジャネイロ五輪出場へ弾みをつけた。

 ベテラン金藤が存在感を強烈にアピールする記録を叩き出した。昨年の世界選手権の渡部(JSS立石)の優勝タイムを大幅に上回り、日本記録を更新。「素直にうれしい」と喜んだ。北京五輪入賞もロンドン五輪は代表すら逃した。「今年で最後と決めている」と最近は多い日で1日20キロの泳ぎ込みと2時間の筋力トレをこなす猛練習。早速結果を出し、女王の渡部に「このタイムがライバルの刺激になれば」と挑戦状を叩きつけた。

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2016年2月7日のニュース