小野塚 3戦連続表彰台も悔し2位…最後の最後に逆転許す

[ 2016年2月7日 05:30 ]

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は5日、米ユタ州のパークシティーでハーフパイプ(HP)の決勝が行われ、女子は昨季種目別覇者の小野塚彩那(石打丸山ク)が88・80点で2位に入った。マディー・ボーマン(米国)が89・80点で今季初優勝、通算4勝目を挙げた。日本勢が決勝に進出できなかった男子は、アーロン・ブランク(米国)が今季初勝利で通算2勝目をマークした。

 小野塚は最終の3回目を滑り終えた時点では首位にいた。だが最後の最後にライバルの逆転を許し「決して100点ではなかったけど、できることは最大限できた」と複雑な表情で話した。1回目に88・80点をマークして首位も、その後の2回はミスが続いた。1月の第2戦に続くW杯勝利は逃したが、ソチ五輪銅メダリストは3戦連続で表彰台。1戦を残し、2連覇が懸かる種目別優勝争いで首位に浮上し「完成度は試合を重ねるたびに上がっている」と手応えを口にした。

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2016年2月7日のニュース