田原 自己最高タイの3位 4季ぶり2度目表彰台

[ 2016年2月7日 05:30 ]

フリースタイルスキーW杯の男子エアリアルで3位に入った田原直哉(右)

 フリースタイルスキーW杯は5日に米ユタ州ディアバレーでエアリアルが行われ、男子の田原直哉(ミルキーウェイ)が12年1月の自己最高に並ぶ3位に入り、4季ぶり2度目の表彰台に立った。南隆徳(美深エアフォース)は予選27位で、上位12人による決勝に進めなかった。男子はピョートル・メドゥリチ(ロシア)がW杯初優勝し、日本勢が出場していない女子はチョウ・キン(中国)が2季ぶりとなる通算4勝目を挙げた。

 華麗な空中技を競うエアリアルで田原が4季ぶりにW杯の表彰台に立った。6人で優勝を争った決勝2回目。大技を決めると「久しぶりの表彰台で気持ちがいい」と笑った。予選上位12人が臨んだ決勝1回目をぎりぎりの6位で通過し、難度を上げた。後方3回転4回ひねりの中でも最も難しい技を初めて鮮やかにこなし「テークオフが良くてフォームまでだいぶ意識できた」と上位進出につなげた。35歳は「五輪シーズンに向けて、どれだけコンスタントに高得点を出していくかが重要」と先を見据えた。

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2016年2月7日のニュース