野口みずき 3月名古屋ウィメンズ出場へ リオ五輪へ一発勝負

[ 2016年1月30日 12:48 ]

野口みずき

 アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずき(37=シスメックス)がリオデジャネイロ五輪選考レースを兼ねた3月の名古屋ウィメンズへの出場意思を示した。大阪国際女子マラソンと合わせて行われる31日の大阪ハーフマラソンに出場。30日は大阪市内で汗を流し、報道陣から名古屋ウィメンズに出場する方向かと聞かれると「はい」と応じた。

 途中棄権した13年モスクワ世界選手権を最後にフルマラソンから遠ざかる。故障に泣かされてきた。今回のハーフマラソンの目的は「レース感覚を取り戻したい」と語り、広瀬総監督は「今回走った上で、名古屋に向けて調整ができればいい」と狙いを説明した。大阪国際女子は03年に2時間21分18秒で優勝。思い出の地で再スタートを切る。

 「大阪で走りたいと思っていました。今回は違う形だけど、大阪は楽しみ。03年にいい感じで走れていい思い出がある。雰囲気がとても好き。沿道の応援にパワーがあって海外に似ている」

 リオへの挑戦は名古屋が最後。一発勝負へ向け調整を進める。

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2016年1月30日のニュース