マラソン代表で福士リオ宣言!派遣設定記録切って優勝だ

[ 2016年1月30日 05:30 ]

大阪国際女子マラソンに向け、笑顔でポーズをとる(左から)渡辺裕子、福士加代子、重友梨佐

 リオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソン(31日、ヤンマースタジアム長居発着)の会見が29日に大阪市内で行われ、福士加代子(33=ワコール)、重友梨佐(28=天満屋)ら有力選手が出席した。福士は短期集中マラソン練習で参戦。日本陸連が定める派遣設定記録(2時間22分30秒)を切っての初マラソン代表を宣言した。

 「徳之島(鹿児島)、宮崎で走ってきました。手応えはよく分かりませんが、2時間22分30秒を切って優勝をしたい」

 昨年10月のシカゴマラソンは自己ベストの2時間24分21秒にあと4秒と迫るタイムで4位に入った。ワコールの永山監督によると、同8月に足を疲労骨折し、マラソン練習は1カ月程度だったという。今回も「2カ月もしてない」と同監督。一般的とされる3カ月間の取り組みだと「どこかで一度休んでしまう」という性格も考慮した形だ。

 五輪イヤーの大阪国際女子は後半に失速して19位(08年)、9位(12年)に終わった。会見では取り組みなどを聞かれ「忘れました」を連発。我が道を行く福士節は健在だが、今回は結果を変えられるか――。

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2016年1月30日のニュース