【錦織と一問一答】快勝スコアは予想外 好発進に「少し驚き」

[ 2016年1月18日 13:20 ]

初戦を突破し、観客の声援に応える錦織圭(AP)

 テニスの4大大会第1戦、全豪オープンが18日にオーストラリア・メルボルンで開幕した。男子シングルスの第7シードで世界ランキング7位の錦織圭(26=日清食品)は1回戦で同34位のフィリップ・コールシュライバー(32=ドイツ)と対戦。6―4、6―3、6―3で快勝し、2回戦へ進出した。全豪初戦突破は6年連続。一度もブレークを許さず“難敵”を撃破し、悲願のグランドスラム制覇へ好発進した。

 ――完勝だった。
 このスコアで勝てるとは想像していなかった。強くてリスペクトできる相手なので、出だしから集中していた。特にサーブが良かったし、そこからの展開も良かった。きょうは凄く感覚がよかった。

 ――コールシュライバーとは初対戦。少しペースの遅いラリーが多かった。
 彼はボールを落としてじっくり打ってくる選手。自分自身も焦りすぎずにやろうと。初対戦で思っていたところと違うところもあったが、自分の時間を持ちながら良いプレーができた。

 ――4大大会初戦で好発進。
 相手が相手なので少し驚きもある。自信も戻ってきているので、この調子で進みたい。

 ――次戦はIMGアカデミーで同部屋だったこともあるクライチェク。
 ツアーの中でもガツガツしていなくて優しい選手。サーブが凄くよくて、昨年のメンフィス・オープンでも苦労した。アグレッシブにさせないように注意したい。

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2016年1月18日のニュース