八角新体制で一年スタート 天覧相撲、初日は満員札止め盛況

[ 2016年1月10日 18:37 ]

大相撲初場所初日、協会あいさつをする八角理事長(中央)

 大相撲初場所は10日、東京都墨田区の両国国技館で初日を迎え、昨年11月に急死した日本相撲協会の北の湖前理事長(元横綱)の後任で、同12月に就任した八角理事長(元横綱北勝海)体制で新たな一年のスタートを切った。

 人気回復の流れは変わらず、入場券が完売の「満員札止め」。天皇、皇后両陛下が観戦される天覧相撲で、力士は熱戦を展開した。八角理事長は土俵上で行った初日恒例の協会あいさつで「歴代理事長の志を受け継ぎ、大相撲の歴史、伝統、文化、誇りを一生懸命守っていく」と述べた。

 今場所は2006年初場所の大関栃東(現玉ノ井親方)以来、10年ぶりに日本出身力士が優勝するかに注目が集まる。

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2016年1月10日のニュース