佐賀工競り勝つ、伏見工と天理圧勝 全国高校ラグビー開幕

[ 2015年12月27日 18:07 ]

<伏見工・郡山北工>前半、ヘッドキャップを飛ばしながら突き進む伏見工・尾崎

 第95回全国高校ラグビー大会は27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕して1回戦9試合が行われ、佐賀工が24―21で春の選抜大会8強の春日丘(愛知)を破り、22大会連続で初戦を突破した。天理(奈良)は山形南を90―7で、伏見工(京都)は郡山北工(福島)を78―0で退けた。

 深谷(埼玉)は前回4強の尾道(広島)に18―15で競り勝ち、和歌山工、仙台育英(宮城)遠軽(北北海道)青森北、新潟工も勝った。

 開会式では茗渓学園(茨城)の高橋良典主将が、ワールドカップ(W杯)イングランド大会で活躍した日本代表に触れ「われわれ選手一同も感謝の気持ちとフェアプレーの精神を忘れず、この聖地花園から感動と勇気を与えることを誓います」と宣誓した。

 記念大会枠4校を加え、最多に並ぶ55校が参加した。28日は1回戦残り14試合が行われる。2連覇を目指す東福岡、選抜大会覇者の東海大仰星(大阪第1)などシード9校は、30日の2回戦から登場。決勝は来年1月11日に実施される。

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2015年12月27日のニュース