宇野 攻めの姿勢見せ2位 失敗4回転に終盤で再挑戦

[ 2015年12月26日 23:09 ]

2位となった宇野昌磨

フィギュアスケート全日本選手権第2日

(12月26日 北海道札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 18歳の宇野がフリー169・21点、合計267・15点で2位に入った。演技冒頭の4回転トーループで、回転が抜けて2回転になった。だが、最後の3連続ジャンプを4回転トーループのコンビネーションにしようとする攻めの姿勢を見せた。結果的には失敗してしまったが「最後までめげず、攻められたことに満足している」と充実感をにじませた。

 シニア実質1年目ながら、GPファイナル3位に。この日も羽生に続く2位で、世界選手権代表も確実にし「(2位は)勝負を頑張った成果」と笑顔も見せた。シニア参戦1年目で同選手権出場は織田信成以来の快挙だ。

 王者・羽生とは、この日も20点近くの点差がついており「いまはまだはるかに上の選手」と言うが「でもいつかは対等に戦いたい」とキッパリと語っていた。

 ▼樋口美穂子コーチの話 (宇野)昌磨はちょっと体が動かないというか、コンディションがうまくいかなかった。(演技終盤の4回転挑戦については)いつも攻めるようにいっていたので、後悔はしていない。

続きを表示

2015年12月26日のニュース