オバマ大統領、銃弾の盾となったアメフト高校生を悼む「彼はヒーロー」

[ 2015年12月21日 11:55 ]

亡くなったザエビオン・ドブソンさん (AP)

 米国のバラク・オバマ大統領(54)は21日、自身のツイッターでテネシー州ノックスビルで起こった銃乱射事件の犠牲となった高校生ザエビオン・ドブソンさん(15)を悼んだ。

 当局の発表によると、事件は17日の夕方に起こり、車に乗った3人の男が屋外でホリデーパーティーの準備をしていた学生グループへ発砲。ドブソンさんは学生たちを守るために自分の体を投げ出し、銃弾の盾になったという。

 ドブソンさんは地元高校のフットボール部でも活躍し、誰からも好かれる存在だったと監督は語る。勇敢なフットボーラーの行動にオバマ大統領も心を打たれ、「ドブリンさんは友人を守るために亡くなった。彼はヒーローだ。どうして我々は行動を起こさない言い訳ばかりを探してしまうのだろうか?」と全世界にメッセージを発信した。

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2015年12月21日のニュース