パナソニック、決勝T進出A組一番乗り 後半に主力投入し逆転

[ 2015年12月21日 05:30 ]

<クボタ・パナソニック>後半、トライを決めるパナソニックのピーターセン

ラグビートップリーグ第6節A組 パナソニック30―27クボタ

(12月20日 フクアリ)
 ラグビートップリーグ第6節は20日、フクアリほかで4試合が行われ、A組首位のパナソニックはクボタに30―27で勝利。総勝ち点26として決勝トーナメント進出を決めた。パナソニックはフッカー堀江主将ら主力数人がリザーブスタート。前半を9―24で折り返すなど大苦戦したが、主力を投入した後半に逆転した。A組は東芝、サントリーも勝利。26日の最終節では、残り3つの決勝トーナメント進出枠を争い、東芝―サントリー、NTTコミュニケーションズ―近鉄がそれぞれ対戦する。

 パナソニックは辛勝ながら決勝トーナメントにA組一番乗り。ロビー・ディーンズ監督は「替え難い経験ができた」と前向きに話した。後半開始から堀江、SOバーンズ、ロックのヒーナンを投入。攻撃のリズムを取り戻すと、同9分にチーム初トライ。5分後に1トライを追加すると、同27分に途中出場のピーターセンが逆転トライを挙げた。3連覇へ向けタイトな試合が続いており、WTB北川は「トーナメントでこんなゲームしていたら、1回戦で負ける」と自戒を込めて話した。

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2015年12月21日のニュース