大島・森薗組 日本勢初V“早明ペア”が競り合い制した

[ 2015年12月14日 05:30 ]

卓球 ワールドツアー・グランドファイナル

(12月12日 ポルトガル・リスボン)
 12日に行われた女子ダブルス決勝で15歳ペアの平野美宇(エリートアカデミー)、伊藤美誠(スターツ)組は丁寧、朱雨玲組(中国)にストレートで敗れ、2連覇を逃した。男子ダブルス決勝は森薗政崇(明大)、大島祐哉(早大)組が4―1でチアゴ・アポロニア、ジョアン・モンテイロ組(ポルトガル)を下して初優勝。この種目での日本勢のグランドファイナル制覇は初めてとなった。女子シングルス準々決勝では若宮三紗子(日本生命)が田志希(韓国)に敗れ、日本勢は全て姿を消した。

 大学生ペアが同種目日本男子初頂点に輝いた。森薗が明大2年、大島が早大4年の“早明ペア”は今年の世界選手権で初出場ながら8強入りするなど実力をつけてきた。この日は第2ゲームこそ奪われたが、ポルトガルペアとの競り合いに勝ち、初の世界一に輝いた。大島は21歳以下の男子シングルスも制し2冠を達成。自身のツイッターでは「とてもうれしいです」と喜びをつづった。

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2015年12月14日のニュース