関西2位にも「甲子園ボウル」挑戦権 西日本代表の決定方式変更

[ 2015年12月12日 19:54 ]

 関西学生アメリカンフットボール連盟は12日、全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」に出場する西日本代表を決めるためのトーナメントの方式と出場条件を来年から変更すると発表した。従来、関西学生リーグからは優勝校だけだったが、2位校もトーナメントに出場できることにした。

 連盟の伊角富三理事長は「甲子園ボウル出場を懸けるにふさわしい試合にするため」と変更理由を説明した。

 甲子園ボウルは関東と関西の代表校による対戦で長年開催されたが、2009年から全国8地区連盟代表校による全日本大学選手権の決勝となった。ただ、西日本での関西と他地区の力量差は歴然としており、関西2位校にも甲子園ボウル出場の可能性を残すことにした。一方、関西学生リーグの優勝争いへの興味が薄れることにもなりかねないが、伊角理事長は「このままでは大きな発展は期待できない」と改革の必要性を強調した。

続きを表示

2015年12月12日のニュース