真央SP3位 ミス悔やむも前向き「あしたに向けてはいいスタート」

[ 2015年12月12日 07:04 ]

冒頭のトリプルアクセルをピタリと着氷する浅田真央

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは11日に女子ショートプログラム(SP)が行われ、2シーズンぶりの出場となった浅田真央(25=中京大)は69・13点をマークし3位だった。

 浅田は冒頭のトリプルアクセルを決めたが、3回転―3回転の連続ジャンプはともに回転不足。3回転ルッツも抜けてしまい、演技を終えると少し悔しげに右手の握りこぶしを振り降ろした。それでも、演技構成点でトップの35・12点を出し3位に付けた。

 浅田は「1つミスしてしまってそこが悔やまれるけど、演技自体は悪くなかった」と語った。練習では転倒したトリプルアクセルをきちんと決めたこともあり「あしたに向けてはいいスタートが切れた。日本の方がバルセロナまでいらしてくれたので、いい演技で応えたいと思っていた」と前向き。首位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)と5・45点差とあり、フリーでの巻き返しを誓っていた。

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