加藤がコナミ入社へ 父・裕之監督の下「期待に応えたい」

[ 2015年12月1日 16:52 ]

体操男子の加藤凌平(中央)は父裕之氏(左端)が監督のコナミスポーツクラブに来春入社する。右は古谷嘉章

 体操の世界選手権で日本の団体総合金メダルに貢献した加藤凌平(順大)が来年4月、コナミスポーツに入社すると1日、同社が発表した。東京都内で記者会見した加藤は世界王者の内村航平らを擁し、父の裕之氏が監督を務めるチームへの加入に「来年のリオデジャネイロ五輪でメンバーに入り、団体金に少しでも貢献できれば」と晴れやかな表情で話した。

 ジュニア時代にコナミスポーツの選抜クラスに在籍していたという息子に、裕之監督は「成長して帰ってきたという表現が適切かもしれない。来年の五輪、東京五輪に向けてさらに頑張ってほしい」と期待した。「2020年に照準を合わせて頑張っていこうと思う」と5年後の五輪も見据える加藤は「(父は)一番頼りになる存在。同じチームになったことで、全力でサポートしていただける。私もその期待に応えたい」と述べた。

 会見に同席した内村は「五輪、世界選手権でともに戦ってかなり頼りになる選手」と評価。加藤も「個人戦となるとまだまだかなわない存在。いろんなことを吸収してお互いを高め合えれば」と応じた。

続きを表示

2015年12月1日のニュース