真央「残念」3位 GPファイナルへ「すべて見直す」

[ 2015年11月28日 21:55 ]

ジャンプこそ決まらなかったものの表現力でファイナル行きを確定させた浅田

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦・NHK杯

(11月28日 長野・ビッグハット)
 SP4位から巻き返しを狙った浅田真央は、フリー2位で順位を一つ上げて表彰台を死守したものの、表情に悔しさをにじませた。

 「ショート、フリーともに思っていたような演技ができず、残念な試合になってしまいました。たくさんの人に応援してもらったので、いい演技で恩返ししたいと思っていたので残念です」

 3回転ジャンプが8つ入る難しい演技構成。冒頭のトリプルアクセルでは空中で回転がほどけて両足着氷となり、続く3回転―3回転のコンビネーションは2つ目のジャンプが2回転に…。さらに後半のコンビネーションジャンプでは最初の3回転フリップがバランスを崩し、単独ジャンプになってしまうなどミスが相次ぎ、GP出場大会の連勝も8でストップした。

 それでもGPファイナル進出は決定。浅田は「ファイナルまで時間がないので、自分のできなかった演技を振り返って、気持ちも演技もすべて見直していきたい」と前を向いた。

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2015年11月28日のニュース