羽生、世界最高得点に「ビックリ」も「血のにじむような練習してきた」

[ 2015年11月28日 18:54 ]

表彰式を終えた羽生は笑顔でファンの声援に応える

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦NHK杯

(11月28日 長野市・ビッグハット)
 前日のショートプログラム(SP)に続き、フリーでも世界最高得点となる216・07点を記録し、SPと合わせて322・40点で優勝した羽生。演技後に行われたインタビューでも会心の手応えを語った。

 「応援という大きな力をもらいました。このスコアは皆さんのおかげです。テレビを見ている皆さんもありがとうございます」と現地で観戦したファンと、お茶の間のファンに感謝していた。

 300得点を超えるのは史上初の快挙。「スコアはビックリしましたけど、これまで本当に血のにじむような練習をしてきたので、支えてくれた全ての人々に感謝したい」と語った。

 ハイリスクハイリターンだった演技構成について質問されると「やってやる!と思ってました」と笑顔で答えた。続けて「フリーの前には本当に緊張していました。コーチと話すこともできなくて。この名古屋のリンクで…長野ですね、すいません興奮してます。五輪が行われたリンクだとプレッシャーをかけて、絶対王者なんだからと言い聞かせながらやってました」と自身に重圧をかけながらも演技ができたことを喜んでいた。

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