宮原 自己ベスト首位発進!「凄く良かった」サムアップポーズも

[ 2015年11月28日 05:30 ]

キス&クライでサムアップポーズも飛び出した宮原知子

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦NHK杯第1日

(11月27日 長野市・ビッグハット)
  シャイな17歳が、珍しくポーズを決めて喜んだ。女子SPで自己ベストの69・53点をマークして首位に立った宮原は、得点を待つキス&クライで両手の親指を立てて笑顔。

 「演技が凄く良かったので、ポーズが出た」。冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループを決めるなど、大きなミスなくまとめた。10月のスケートアメリカの時は股関節痛を抱えていたが、今大会は万全だった。「スケートアメリカに比べて調子が良かったの。思い切ってやるだけと吹っ切れたのが良かった」。浅田が不在だった昨季は全日本選手権を初めて制し、世界選手権でも銀メダルを獲得。28日のフリーではGP初優勝を狙う。「フリーがホントの勝負。自信を持って思い切って滑るだけ」。1メートル49の小さな体に闘争心が宿った。

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