条治、500メートルで6位 3位までに0秒07に迫る

[ 2015年11月24日 05:30 ]

男子500メートルで6位となった加藤

スピードスケートW杯第2戦最終日

(11月22日 米ソルトレイクシティー)
 スピードスケートW杯第2戦最終日は22日、米ソルトレークシティー行われ、男子500メートルで加藤条治(日本電産サンキョー)が34秒43で6位に入った。パベル・クリズニコフ(ロシア)が34秒13で開幕4連勝。羽賀亮平(日本電産サンキョー)は14位、及川佑(大和ハウス)は19位だった。女子1000メートルは高木美帆(日体大)が1分14秒75で10位となり、小平奈緒(相沢病院)は16位に終わった。ブリタニー・ボウ(米国)が1分12秒18の世界新記録で優勝した。同マススタートは押切美沙紀(富士急)が3位、高木美が14位。格下のBクラスで高木菜那(日本電産サンキョー)が1位だった。

 加藤は自身の持つ男子500メートルの日本記録まで0秒22、この日の3位まで0秒07と迫り、早くも表彰台を視界に捉えた。「いいとこまで来ちゃった。自分でもさすがだなと思います」と誇らしげに笑った。昨季のブランク、右膝の故障と不安を抱え、格下のBクラスで滑ることを覚悟して臨んだW杯序盤に望外の好成績を収めた。北米の連戦が終わり、12月は欧州へ。30歳の日本のエースは「もしかしたらいいことが起きるかも。でも、起きないのが当然と思って気楽にやる」と上機嫌で引き揚げた。

続きを表示

2015年11月24日のニュース