本郷5位連覇届かず「SPもフリーも悔しい結果」

[ 2015年11月23日 05:30 ]

フリーの演技を披露する本郷理華(AP)

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦ロシア杯最終日

(11月21日 ロシア・モスクワ)
 女子ショートプログラム(SP)6位の本郷理華(19=邦和スポーツランド)はフリーで115・67点にとどまり、合計179・12点の5位で連覇を逃した。永井優香(16=駒場学園高)は8位、加藤利緒菜(17=長尾谷高)は10位。エレーナ・ラジオノワ(16=ロシア)が211・32点で優勝し、12月のファイナル(スペイン・バルセロナ)進出を決めた。

 2連覇と、自力でのGPファイナル進出を目指した戦いは、ほろ苦い結末になった。本郷はフリーで得点を伸ばせず5位。「ジャンプのミスがあった。そこが悔しい」と肩を落とした。中国杯でも減点された3回転ルッツが痛恨だった。前半と後半の2度とも回転不足と踏み切り違反を取られて大きく減点。上位3人を地元ロシア勢が独占したように、昨年と違って強力なメンバーに囲まれた。その中で「今までと同じようにやっていたつもり」だったが、力及ばず。「SPもフリーも、両方悔しい結果になった」とうなだれた。ファイナル進出は厳しく、教訓を生かす場は12月の全日本選手権(北海道)になる。「たくさん課題が見つかった。もっともっと頑張ろうと思った」と巻き返しを期した。

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2015年11月23日のニュース