金沢市長 不手際認める「責任は私に」ロシア選手出場のマラソン

[ 2015年11月19日 13:50 ]

 金沢市で15日に開かれた金沢マラソンの大会組織委員会会長を務める山野之義市長は19日の記者会見で、国際陸連が国際大会への参加を禁じているロシアの男子選手が出場して優勝した問題に関し「大会運営手続きに過失はなかったが、大きな問題になった責任は私にある」と述べ、不手際を認めた。

 選手は金沢の姉妹都市、ロシアのイルクーツクから推薦を受けて出場した。山野市長は、選手がロシア陸連に登録しているか事前に確認していなかったとして「姉妹都市から来た市民ランナーという思い込みがあった」と釈明した。

 組織委員会は近日中に、選手の記録抹消を正式決定する。

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2015年11月19日のニュース