ニックス・セラフィン　後頭部に「ＰＡＲＩＳ」テロ犠牲者を追悼

後頭部に「ＰＡＲＩＳ」とピースマークを刈り込んだニックスのケビン・セラフィン　（ＡＰ）

　ＮＢＡニックスのフォワード、ケビン・セラフィン（２５）は１５日に行われたペリカンズ戦で“無言”のメッセージを送りながら今季自己最高の１２得点をマーク。チームも９５―８７で勝利した。

　試合後にセラフィンは自身のツイッターを更新。「この勝利をパリ同時多発テロの犠牲者にささげる」とあり、後頭部に「ＰＡＲＩＳ」という文字とピースマークを刈り込んで臨んだ試合での写真を添付した。同選手はフランス領ギアナ出身で国籍はフランス。「パリのことを思うと眠ることさえできない。テロリストのような命を尊重しない人間を見るのは悲しい。我々はテロに立ち向かわなければいけない」とツイッターは続いた。